
会社に就職したら、新入社員としてやるべき事が多くあると思います。
しかし、それだけに追われているとあっという間に時間が経過し、気が付いたら退職。
役職が上がっても退職してしまえば、ただの一般人。
自分の人生とは何だったのだろう(大袈裟ですが)とならないよう若いうちからやっておけばプラスになる5つのお金にまつわること挙げてみました。
- 積み立て投資(NISA)
- iDeCo
- 倹約と貯蓄
- 家計簿
- 自己投資
1 積み立て投資
これは、早く始めれば始めるほど有利と言われています。
FXや、株のトレードで儲けるという話ではなく、インデックス投資を毎月定額で投資していくスタイルです。
有名なウォーレン・バフェットの著書にもあるように、インデックス投資が一番勝率が高いのです。
例えば、証券口座を開設して、S&P500に毎月3万円積み立てる方法があります。
証券口座のおすすめは、「SBI証券」か「楽天証券」です。
口座開設方法は、YouTubeなどで詳しく解説されており、簡単にできます。
口座を開設したら、積み立て設定をしておけば、自動で毎月積み立てるシステムが出来上がります。
自動化しておくことが重要です。
自分で毎回購入の手続きをすると、忘れてしまった月があったり、株価(チャート)の動きに合わせて購入してしまったりすると結果的に損をしてしまう可能性が高いのです。
この投資がなぜ勝率が高いのかと言うと、毎月積み立てる方法、いわゆる「ドルコスト平均法」を活用するからです。
株価が上がった時も、下がった時も、一定の価格で買い付けることによって、リスクを最小限にする方法なのです。
また、2024年1月以降は、NISAの投資額や非課税となる生涯投資枠が拡大することから、これを使わない手はありません。

2 iDeCo(個人型確定拠出年金)
これは簡単に言うと、将来老後のために自分で年金を積み立てしましょうという国の施策です。
簡単な流れは
① 会社の庶務的な係へ相談すると申請用紙(事業所登録申請書)を貰える
② 申請書に記入して会社へ提出
③ 会社や本部の人事部などで事業主情報を記入してもらい受け取る
④ その書類を自分が契約している金融機関等に送付する
⑤ 積み立て設定ができるようになる(投資信託の商品)
です。簡単に自分の言葉で説明しているので、詳細は金融庁のホームページなどを確認してください。
会社員や公務員、自営業の方で申請方法が異なります。
その他メリットとして、税金の控除が受けられるということが挙げられます。
会社勤めをしていると節税できる場面が少ないため、この制度を活用して減税することができます。
会社員であれば、年末の控除の際に、申告すれば多く払いすぎた税金が返ってきます。
積み立てられる金額や減税など、それぞれの収入や立場によって異なりますが多くの方がメリットを享受できるのではないでしょうか。
3 倹約と貯蓄
失敗した事例ですが、投資をしてお金持ちになりたいという願望が強すぎてやってしまったことは下記のとおりです。
- FXで儲けようとする
- 個別株で大きく儲けようとする
- Twitterで儲けている人の投資法を真似してしまう
- 積み立て投資を利益確定してしまう
- 生活費ギリギリで追加投資をしてしまう
様々な失敗を繰り返してやっと気が付きました。(遅すぎました)
どんなに収入が増えても、同時に支出が比例していれば資産が増えていきません。
当たり前すぎてシンプルすぎますが、収入を増やして支出を見直していく。
これしかありません。
これを身に付けるために、投資よりも先ずやるべきことは、貯蓄と倹約です。
著書バビロンの大富豪でも、収入を得たらその1割を貯蓄にまわして絶対に手をつけなければ、
必ず資産は増えていくという教えがあります。
そんなの当たり前じゃんと思うけど、それができていないから自分はお金持ちになれていないと
思うべきですね。
4 家計簿
家計の管理ができなければ投資をしていても意味がないと思います。
まず、自分の支出を把握して、定期的に見直しをすることが重要です。
今は、スマートフォンのアプリなどで、管理しやすくなっていると思います。
おすすめアプリはマネーフォワードMEです。
自分の支出が入力できるだけでなく、銀行口座やクレジットカードをあらかじめ
登録しておけば自動で入出金を管理してくれるという優れモノです。
しかも使用した品を自動でカテゴリーに分類してくれて、現金を使わない人であれば
ほぼ自動で家計簿入力ができているという状態になります。
無料版については、2022年12月7日から銀行口座やクレジットカードの自動連携が
10件から4件に減ってしまいましたが、無料版でも十分家計簿として使用できます。
電子マネーも登録できるため、電子マネーやクレジットカードを複数持っていて
使用もするという人であれば、有料版は最強のツールになりそうですね。
5 自己投資
この会社に就職したら、公務員になれたら一生安泰という気持ちでいると非常に危険です。
これからの時代、一つの仕事だけでは生きていけなくなる可能性が高くなっていくからです。
それなのに、いまだに副業禁止とか言っている会社があるから困りますよね。
組織の一員として働くということは素晴らしいことです。
しかし、その組織は死ぬまで自分のことを守ってくれますか?
退職した先輩達を見てどう思いますか?
先輩達を見て自分もそうなりたいと思える会社でも、数十年後同じように自分も同じ道を歩む可能性は
100%ではないと思います。
要は、就職した時から危機感みたいなものを持って、学び続けるということを忘れて欲しくないのです。
自分の能力は無限大です。
今の会社で様々なことを学ばせてもらって、さらに自分で学びを重ねていくことで人生が変わると思います。