2023.2.5
芝焼きは2月に行うのが最適とされています。
立春が来たらそろそろ芝焼きの時期かなと考えて、週間天気予報を確認します。
しばらく天気の良い日が続いて、芝焼き当日は風が弱い日を選ぶのですが、、、
毎年思いますが、なかなか仕事の都合だったり、平日の都合のいい時間を選ぶとなると
ただでさえ日数が少ない2月に行おうとすると、意外と日が限られてきます。
ですから、1月末から予定を立てておくことをお勧めします。
- サッチの除去
- 雑草の除去(育ちすぎているものは無理)
- 地温の上昇
- 害虫や卵の駆除
- 灰による土壌改良
1 芝生の状態を確認する
2 本当に芝焼きすべきかよく観察する
3 レーキで芝生を立てる
4 外周と燃やしたくない場所に水をかける
5 消火の準備をしておく
6 着火

冬の芝生は茶色ですから、雑草がよく目立ちます。
雑草は青々と生えていますので、芝焼きをしても燃えません。
まずは、雑草を除去します。
ブロック塀の近くだったり、よく日が当たる場所だったり、芝生が成長する環境が良い場所では、もしかしたらすでに新芽が生えている可能性があります。
下の画像のように既に緑が多い場所は芝焼きをしても燃えない可能性がありますので、他の方法を検討します。


これが一番ツライ作業ですが、よく燃やすためには根気よくやることが大事です。
ここで注意ですが、サッチを一箇所に集めないようにして下さい。
あくまでも芝生を立たせることが目的です。
一箇所に集めてしまうと強く燃えすぎて、地面に穴が空いたようになってしまいます。

レーキについては、何でも良いと思います。
ホームセンターで安価な物があります。
アルミ製と木製がありますが、1年間手入れをするのであれば両方あると便利です。
芝生の生えている外周と、建物や物置の周りや、雑木等燃えて欲しくない場所にあらかじめ水を撒いておきます。
いざという時のために、バケツに水を入れたり、蛇口にホースを繋いだり、消火の準備をしておきます。

芝焼き専用のバーナーでなくても、BBQ用のバーナーで十分です。
しかも、長めの芝生であれば一度火を付けたらそのまま燃え広がるため、全くガスを使いません。
去年は30ミリで刈り止めをしましたが、よく燃えてくれました。

廃棄物の処理及び清掃に関する法律第16条の2では、野焼きなどの廃棄物の焼却について原則禁止と定めており、罰則については、5年以下の懲役又は1,000万円以下の罰金となっています。
たき火その他日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって軽微なもの
例:たき火、キャンプファイアーなどを行う際の木くず等の焼却
BBQ程度の焼却であれば例外として扱われるということですが、芝焼きと比べるとどうかということは、単にこれだけでは判断できなそうですね。
付近住民からの苦情により、取り締まられてしまう可能性もあります。
住宅密集地であるか、洗濯物が干してあるか、土日祝日等で人が居住している世帯が多い等あらゆることを考えた上で芝焼きをすることが必要です。(実施する際は自己責任です。)